ネコと鮮魚

ネコと鮮魚が仲たがい

6月の遠足

 

6月7日の仕事終わり、新幹線に飛び乗って京都まで。

 

仕事終わりに同期と駅弁の話になって、穴子弁当のことを話していたら、本当に食べたくなってきて、駅ビルで焼き穴子弁当を買って新幹線の中で食べた。

 

仕事の疲れでうとうとしながらも、眠らないようにと、窓の外を見てた。

 

広島から京都までは1時間半くらい。

京都駅に着いて地下鉄に乗り換えてスワン氏の家の最寄駅に着いた。

 

地下から地上に上がるとスワンと母さんが、横断歩道の向こうで待ってた。

 

スワンは襟ぐりがのびたラベンダー色のTシャツを着ていたし、母さんは骨格がプリントされたTシャツを着てた。スワンのだと思う。

 

ふたりとももう床に着く準備ができてた。

 

その日は久し振りに二人に会えて嬉しくて、あれやこれや話してうれしい気持ちのまま眠った。

 

8日は歩いて森林食堂に行った。

スワンがずっと行きたかったところ。

カレーがとてもおいしい。

満たされる。

 

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京都はカレーの激戦区な気がする。

カレー屋が多いし、どこもたいてい美味しい。

 

お店を出る頃には列ができてた。

雨なのにね。

 

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森林食堂までの道に、すごく変わった店があった。変わりすぎてて、写真るのを遠慮しちゃうくらい。簡潔に言えば古いガラクタ屋さんみたいな感じ。

 

あと、銭湯もあった。

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京都は古い町並みが残ってるから、昔からの銭湯もけっこう見かける。いいよね。

 

お腹いっぱいで満たされた後には、また少し歩いて三条通り商店街へ。

 

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商店街というと、近頃はなんだかシャッターばかりと思ってしまうけれど、ここはおもしろいお店がたくさんだった。

 

パン屋、ケーキ屋、八百屋に花屋、茶碗や急須のお店に和菓子屋、アイス屋、古着屋など。とても充実してた。

 

まだアーケードが残ってるのが、なんだかとてもうれしかった。

 

商店街を回ったあとは街の方に出て、フランソア喫茶室に行った。

 

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ケーキは上品でとても美味しいし、コーヒーはアイスでも深い味わいで、病み付きになる。

 

フランソアのウェイターの制服はとてもかわいい。水色のワンピースだ。白いレースの襟がついている。黒いワンピースの人もいた。スタバのブラックエプロン的なものなのかしら?

 

かわいい制服の喫茶で働くのは夢がある。うらやましい。

 

その日は喫茶でお茶をしたあとはスワン邸に帰宅して、のんびり過ごした。

 

次の日は南禅寺に行った。

京都には何度も来ていたけれど、南禅寺は行ったことなかった。

 

琵琶湖につながる水路が壮大だった。

寺や日本庭園が並ぶエリアに煉瓦造りの大きな橋のようなものがあるのは、なんだか少し変な感じがしたけど。

 

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その日は暑かったけれど、6月の晴れの緑が明るくて、元気になった気がした。

 

南禅寺周辺をぶらぶらしたあとは、河原町に出て、その日もカレー。

 

インドカレー屋さんに行った。

インドカレー屋のインド人の店員は、ニコニコしてて、みんなかわいい。

 

ご飯を食べ終わる頃には、帰りの時間が刻々と迫って来ていた。

 

京都での時間が穏やかで楽しくて、帰りたくない気持ちがふつふつと湧いて来た。

 

帰りたくない気持ちを引きずりながら近くの寺町らへんを少しぶらぶらして、ふたりと別れて地下鉄に乗って帰った。

 

帰りの新幹線のことは、さみしくて何も覚えてないな。

 

旅の帰りはいつもさみしいけれど、また遠足したい。